児童虐待について
こんにちは。
アンガーマネジメントファシリテーターの
Ichiです。
先日、子ども支援センターに関する
講演会を聴講してきました。
日本の総人口は1億1650万人。
15歳未満は1553万人で
37年連続で減少し
総人口における割合は12.3%
44年間連続減少。
(平成30年4月1日 総務省 調べ)
少子化時代を切実に感じます。
今年3月に東京都目黒区で
度重なる虐待により5歳の女児が
死亡、両親が逮捕される事件が
ありましたが
年間、何十人もの子どもたちが
虐待によって命を奪われているんだ
そうです。
全国に児童相談所は210カ所。
昨年は13万3778件の児童虐待相談があり
過去最多。
子どもへの虐待、不適切養育の発生要因として
親の要因(失業や病気、育児不安、生育歴など)
子どもの要因(病気、障害、育てにくさ)
そして家庭環境など•••
リスク要因が複数に重複していることも
多いのだそうです。
親が困り果て、疲弊した挙句
暴言を吐いたり手を挙げたりと
イライラをぶつけてしまう相手は
子ども。
イライラした怒りの感情は
力の強いものから弱いものへと
流れる性質があります。
そして、身内にほど強く表れて
しまいます。
「親が変われば子どもは変わる」
先日の夜、NHKで再放送された
「プロフェッショナル 仕事の流儀」で
子どもの心とその親に寄り添い続ける
小児神経科医 友田 明美 ドクターが
おっしゃっていた言葉を
思い出しました。
虐待によって子どもの脳の一部が
見たくない、聞きなくない、言いたくないと
自己防衛本能で萎縮することが
番組でも紹介されていました。
子どもから悲しい辛い記憶を消し去ることは
できない。
でも、癒えない傷はない。
完璧な人間なんていません。
親は子どもだった経験はあるけれど
親の経験は初めてです。
子どもの年齢が親年齢。
せっかく出会えた我が子に
ガミガミ、イライラばかりでなくて
笑顔で子育てしていきたいですよね。
子育てにもアンガーマネジメントは
大変有効なスキルだと思います(^^)
「人気育児雑誌が選ぶ子育てトレンド
第11回 ペアレンティングアワード」の
コト部門で日本アンガーマネジメント協会が
受賞しました!
親が変われば子どもは変わる
今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
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